記載日:2007/01/12
Windows XP SP2 Eclipse 3.1.2 JRE 5.0 Update9 Tomcat Plugin 3.1 final

1.Tomcat プロジェクト について

Eclipse に Tomcatプラグイン をインストールすれば Tomcatプロジェクト を作成できる様になります。 Tomcatプロジェクトとは、Javaプロジェクト と Tomcat との関連付けが行われたプロジェクトのことを言います。 Tomcatプラグイン をインストールする大きな理由は、やはり Tomcat と連動してデバッグをすることだと思います。 通常の Javaプロジェクト を Tomcatプロジェクト に変更することもできます。 

 Tomcatプラグイン をまだインストールしてない方は  Eclipse Tomcatプラグイン インストール  で記事を掲載しているので参考にしてみてください。

2.Tomcatプロジェクト 作成

2-1.プロジェクト作成開始

新規プロジェクト作成Tomcat プロジェクトの作成を行うには、「ファイル」 メニューから 「新規」 と選択してさらに 「その他」 を選択します。

2-2.Tomcat メイン設定

Tomcatプロジェクト選択「新規」ダイアログが表示されたら、ウィザードの一覧から「Tomcat プロジェクト」 を選択し、「次へ」を押します。

2-3.Java プロジェクトの設定

Javaプロジェクト設定新規 Tomcat プロジェクト の ウィザードが開始されます。まずは、 Java プロジェクトの設定を行います。

プロジェクト名
自由な名前を入力します。今回は「sample.tomcat.project」としました。

プロジェクト・コンテンツ
今回は「デフォルトの使用」を選択しました。チェックを外して違うディレクトリにプロジェクトを作成することもできますが、特に理由がなければデフォルトのままにしておきましょう。

入力が終わったら「次へ」を押して設定を続けます。

2-4.Tomcat プロジェクトの設定

Tomcatプロジェクト設定続けて Tomcat プロジェクトの設定を行います。

アプリケーション URI
今回はデフォルトのままとしました。先ほど入力したプロジェクト名から 「/sample.tomcat.project」 と表示されていました。

Tomcat が ローカル(localhost)にインストールされ、デフォルトのポート番号(8080)で稼働していた場合、URL "http://localhost:8080/sample.tomcat.project" でアプリケーションにアクセスできることになります。

server.xmlファイルの更新を可能にする
今回は Tomcat  上で動的にデプロイ したりするので 「チェックあり」 にしました。

Web アプリケーションのルートとするサブディレクトリ
今回はデフォルトのまま "/" にしました。ここには JSP や HTML ページなどを配置するルートとなるディレクトリを指定します。

入力が終わったら 「終了」 を押します。

2-5.Tomcatプロジェクト 作成確認

Tomcatプロジェクト作成完了パッケージエクスプローラを確認し、先ほど入力したプロジェクト名 (今回は sample.tomcat.project) でプロジェクトが作成されたことを確認します。

Tomcatプロジェクト であれば、図の様に WEB-INF や work といったフォルダが作成されています。

以上で Tomcatプラグイン による Tomcat プロジェクト の作成は完了です。