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起動時にCIFS自動マウント

記載日:2006/09/18
FedoraCore 5

1.起動時の自動マウント

今回は、下記の mount コマンドでCIFSのファイルシステムが正常にマウントできるとして、それを Linux (FedoraCore5) 起動時に自動マウントされるように設定します。

# mount -t cifs -o username=profaimuser,password=test,uid=profaim,gid=profaim-dev,file_mode=0755,dir_mode=0755 //testxp/shared /volumes/profaim

mount コマンドについては、  mountコマンドでCIFSをファイル共有  に掲載してあります。

2.マウント設定

2-1./etc/fstab

起動時にファイルシステムをマウントするには、 /etc/fstab を編集します。 fstab とは、システム起動時にマウントされるデバイスが記述してあるファイルで、 CIFS のファイルシステムをマウントするには以下の書式で記述します。各項目はスペースを挟んで続けます。

(共有フォルダ名) (マウントポイント) (ファイルシステムの種類) (マウントオプション) (dumpの有無) (fsckチェックの有無)

今回指定する内容は以下です。dumpの有無とfsckチェックの有無は共に 0 を指定しておけば良いと思います。

設定項目 設定値
共有フォルダ名 //testxp/shared
マウントポイント /volumes/profaim
ファイルシステムの種類 cifs
マウントオプション username=profaimuser,password=test,uid=profaim,gid=profaim-dev,file_mode=0755,dir_mode=0755
dumpの有無 0(不要)
fsckチェックの有無 0(不要)

2-3.起動時マウント

/etc/fstab をエディタで開きます。

# cd /etc
# vi fstab

fstabが編集可能になるので、以下の行を追加します。

//testxp/shared /volumes/profaim cifs username=profaimuser,password=test,uid=profaim,gid=profaim-dev,file_mode=0755,dir_mode=0755 0 0

以上で、起動時の自動マウント設定は完了です。

3.自動マウントの確認

3-1.Linux 再起動

/etc/fstab による自動マウントが成功したことを確認するために、一度 Linux を再起動します。

# /sbin/shutdown -r now

3-2.マウントポイントにアクセス

Linux が再起動したら、マウントポイントにアクセスし、マウントされた CIFS 共有フォルダの内容が見れることを確認します。

# cd /volumes/profaim
# ls
0010.WebProjects 0420.CommonProjects 0800.参考資料 5010.環境設定
0410.UtirityProjects 0430.LaboratoryProject 0810.SampleProject svn_repos
#




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