デュアル・コア
デュアル・コア(Dual Core) CPUというのは命令を処理する部品であるコアを2つ持つCPUを言います。コアを2つ持つことで同時に2つの命令を処理できるので同じクロック数のシングル・コアCPUよりも処理効率が上がります。
デュアル・コアCPUは3Dレンダリングや、画像編集、データ変換など、複雑で1つのコアでは捌ききれない程の大量の演算を行う場合に真価を発揮するそうです。逆に簡単な処理ではCPU性能を100%活かしきれないという事になりますが、インターネットしかしない様な普段の利用でも、 ページ閲覧中にメニューを選択したり裏でOSが動作していたりするので全体的にきびきびした動作になります。個人的には2つのコアがフル稼働しなくても、軽快な動作をしている方がパーソナルコンピュータとして真価を発揮していると思います。つまり、デュアル・コアCPUは万人にお勧めのCPUと言えるのではないでしょうか。
Core2Duo E6400
インテルの Core2Duo も デュアル・コアを採用した CPU です。 高性能かつ高消費電力で注目されています。E6400 というのはプロセッサナンバーで、E6400 であればプロセッサクロックは2.13GHz、 2次キャッシュは2MB、 フロントサイドバスは 1066MHz といった具合です。 Core2Duoには他にもプロセッサスピードで 1.8GHz から 2.66GHz までの製品が発売されています。プロセッサの仕様については、 インテル Core2Duo プロセッサー ( http://www.intel.co.jp/jp/products/processor/core2duo/specifications.htm )
で紹介されています。
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